2011年4月7日木曜日

俳誌「たかんな」、「童子」に掲載された、東日本大震災の被災体験を紹介します。

  • 藤木倶子主宰「たかんな」(八戸市)4月号が刊行。編集後記で、東京13時6分発「はやて」に乗車、大宮を出て20分ごろ地震と遭遇し停車、空調も電気も消えた車内で8時間余りを過ごし、その後高架線路を真夜中に1kmあまり歩いて避難所の体育館に着き毛布1枚で夜を明かして、自宅の八戸にたどり着いたのは15日夕方、とあります。

  • 辻桃子主宰「童子」4月号が刊行。桃子草子「大地震ーー八甲田山中で」で、12時28分新青森発東北新幹線で八甲田トンネル内で地震と遭遇、非常電源が切れ、真っ暗闇となり、暖房も、トイレの水も流れず、車内放送もできず車掌が外に出ないようにメガホンで回ってくる、ほとんど一昼夜をこの状態で過ごす、救出バスが到着したことから線路を歩き、20時間後の12日午前10時半トンネルを脱出、バスで避難所の高校に退避、偶然タクシーがつかまったところから海岸沿いに走って午後4時弘前に帰宅した、とあります(原文2頁にわたる長文)。

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